First Love 初恋 全9話感想(ネタバレあり)・キャスト

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宇多田ヒカルの名曲『First Love』と『初恋』からインスパイアされて制作されたNetflixドラマ『FirstLove 初恋』。

控えめに言って最高です!

キャストと全9話の感想をご紹介します。

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キャスト

  • 野口 也英(のぐち やえ)ー満島ひかり
  • 野口 也英(のぐち やえ)10代ー八木莉可子
  • 並木 晴道(なみき はるみち)ー佐藤健
  • 並木 晴道(なみき はるみち)10代ー木戸大聖
  • 恒美(つねみ)ー夏帆
  • 優雨 ー美波
  • 凡二(ぼんじ)ー中尾明慶
  • 綴(つづる)ー荒木飛羽(あらき とわ)
  • 古森 詩ーアオイヤマダ
  • 旺太郎ー濱田岳
  • 行人ー向井理
  • 也英の父ー井浦新
  • 也英の母ー小泉今日子
  • 大越仁ー須藤蓮

本当に豪華なキャスト陣!すばらしかったです。

特にイチオシなのが、以下の3人。期待の若手俳優です!!

  • 木戸大聖:26歳と思えないあどけなさ。中学生役でも違和感なし!
  • 荒木飛羽:トラベルナースに続き、注目しています。
  • 須藤蓮:ちょい役でしたが、これからバズる匂いがぷんぷん。

第1話 リラの花咲く頃 感想

北海道が舞台。

象徴的に出てくる旭川常盤ロータリーは、今後聖地巡礼でファンが集まりそうですね。全国旅行支援も伸びたことですし。

主人公の也英が好きな花は、ライラック。

このライラックの花言葉は、「思い出」

しかもドラマに出てくる紫のライラックの花言葉は「初恋」

早速仕掛けてくるじゃないか、と最高傑作になる期待感が沸き上がってきました。

第二話 きみの声 感想

也英と也英の子供の綴くんの好きな人と話せた時の反応が一緒でかわいい。(ベッドにダイブ&足バタバタ)

時代を超えても親子のつながりを感じる印象的な場面でした。

このドラマは、1990年代から現在にいたるまでの約20年間を描いています。

宇多田ヒカルの『First love 』はもちろん、平成の象徴ともいえるものがたくさん出てきて、平成を生きた身としてはタイムスリップしたかの感覚

その一つが、10代の也英と晴道が2人で観た『タイタニック』。

也英は当時タイタニックが大好きで何回も見ていたのに、

今の也英は「タイタニックなんてみたことない」「運命とか信じない主義」と話します。

どういうこっちゃ??

どういうこと??

なにかありそうですがまだ何も見えてこない第2話。。

第3話 ナポリタン 感想

ここでやっと謎が明かされます。

也英は一時期の記憶を失っていました。それは晴道と過ごした日々の記憶。

しかも、その原因(直接ではない)は、晴道。

まるで韓国ドラマのような展開。

だから也英は晴道に会ってもなんとも思わなかったのかと合点。

それにしても、昔のコインランドリーパンツ事件を覚えていて、必死に也英のもとに走っていく晴道はがっつり未練ありますね。

恒美と付き合っていそうなのに大丈夫なの?

そして也英が通っていた大学は東京の立教大学でしたね!

第4話 Spase Oddity 感想

やはり、向井理は先生だったか。

個人的にはあのプロポーズは気に入らないです。。なぜ也英はこの時点で違和感に気づけなかったのか・・これが恋なのでしょうか。。

今の也英はすっかり晴道に恋している模様。

少しでも長く一緒にいたいからあえてアプリを使わず、タクシーが捕まらないことを祈る気持ち。恋、ですね。

そして、タクシーが捕まった瞬間のさみしい表情。満島ひかりは本当に演技がうまい。

このドラマ、ところどころ『silent』に重なる部分があるんです。

青色、手話、夏帆、コンポタ。。。

どちらも同時期に作られているので、どっちかの影響を受けたことはないはず。となると、今後これら要素がヒット作の条件となったりして?!

第5話 Talk in Sign Language 感想

タイトルのとおり第5話では、なぜ晴道の妹優雨の耳が聴こえなくなってしまったのかが明らかになります。並木家のストーリーがメインです。

並木家が赤、野口家が青、という対比もより濃く描かれます。

そしてこの回でとっても素敵だったのが、也英が夏の空にはばたく飛行機をみて

「かっこいぃ」

とつぶやくシーン。

空にハートの飛行機雲が描かれて、とてもかわいくて甘酸っぱいシーン。

ポストカードにしたら絶対に売れる画!

この一言で晴道は「大切な人を護れる人(航空自衛官)になる」ことを目指します。

戦闘機に乗る人のイラスト(男性)

第6話 The Six Sense 感想

也英と行人との結婚生活が描かれています。

かわいい子供と大きなおうちで誰もが憧れる裕福な家庭、に見えるだけ。。

実際は世間体ばかりを気にするとんでもないおうちでした。

プロポーズの仕方もでしたが、どうしてこんなにも価値観の合わない家に嫁いでしまったのか。。

そして、今まで声でしか出てこなかった謎多き也英の父も登場します。

この男も実はかなりの悪い男。野口家は男運がありません。

第7話 夢のあとさき 感想

そしてやっぱりな、ということで也英と行人は離婚をします。

そして苦渋の決断で綴とも離れ離れになる也英。

わかってはいたものの別れのシーンは辛く、苦しいシーンでした。

也英の人生の中でドン底の時期でしょう。闇です。

一方、晴道。恒美との出会いは職場でした。どうやってここから発展していったのかはまだ不明。

第8話 或る午後のプルースト効果 感想

第8話はこのドラマの中で一番好きな話です。

野口也英。前を向け!あきらめるな!

旺太郎が以前タクシーの運転手見習い時に也英にかけた言葉を再び也英におくります。

なかなか一歩踏み出さずに、自分の想いに蓋をしめてしまう也英にどれだけこの言葉が響いたでしょう。テレビの向こうにいる私にも響きましたよ。

伝え方、間、表情、すべてが良くて濱田岳ってやっぱり素敵な俳優です。

 

旺太郎からの強い後押しもあり、也英は晴道に想いを告げる決心をします。

ずっと2人で約束をしていた西洋軒でのナポリタンデートの場で。

一足先にお店に到着し、緊張と晴道に会える高揚感であふれる也英に一本の電話が・・・

「もう会えない。海外に行くから。」

晴道からの別れの電話でした。

それでも也英は丁寧に自分の気持ちを伝えます。健気です。

しかも実は晴道は店の前までは来ていて、窓際に座っている也英を見ながら電話越しで話していたんです。

おいおい、そこまで来たら会ってくれよ!!

そう、思わざるを得ませんでした・・・

ロケ地となった西洋軒はこちら👇 ナポリタンはないようです。

レストラン 西洋軒 – 千歳/洋食 | 食べログ (tabelog.com)

そしてなんといってもハイライトはラストシーン

晴道の家でCDプレーヤーを綴が持って帰った時から気づいてましたよ、はい。

あのとき、あの場所で、晴道と聞いたFirst Loveでプルースト効果が表れたのです。

よみがえる晴道との記憶。すべてを理解し、涙があふれ出る也英。

ああああああああああああああ

本当によかった(´;ω;`)ウッ…

First Loveは本当に素晴らしい楽曲です。

First Loveも初恋もAmazonMusicで聴けます。

第9話(最終話)初恋 感想

「First Loveから初恋」へ。曲と同じく約20年の歳月を経て『初恋』に再会する晴道と也英。

歌詞と同じように高鳴る胸と竦む足と静かに頬を伝う涙が印象的で、最高のッピーエンディングでした!!

アイスランドの美しさには、さすがNetflixといわんばかりのお金のかけ方を感じました。

なぜ、アイスランドだったかって?それは第1話を見返してください!見事な伏線回収です。

晴道がタイムカプセルに入れた也英への手紙もとても素敵でした。

2人の出会いは偶然だったけど、必然だった。これを運命と呼ぶのでしょう。

もう8話で2人がくっつくことは予想ついたものの、

運命的で、ドラマチックで、ロマンチックで、美しい結末でした。あっぱれです。

まとめ

本当に素晴らしい作品に出会えました。

是非多くの人に観ていただきたいです。

初恋って尊い。

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(おたちゅー妻)



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