いよいよWBCが開幕しましたね!
今回はこれを見ると野球がもっと面白くなる映画とドラマをご紹介します!
なぜあの選手が代表に選ばれているのか!?
ラーズ・ヌートバー選手って何が凄いの?
etc.
と疑問に思っている方はこの映画を見ると野球の見方が変わります!
『WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)』が開幕!
本大会に臨む日本代表は史上最強と言われています!
現役メジャーリーガーの大谷翔平、ダルビッシュ有、吉田正尚
日本のプロ野球界からは三冠王の村上宗隆、日本のエース山本由伸、完全試合の佐々木郎希 等々
戦力的には優勝候補となっております。
史上初の日系メジャーリーガーも招集!
また、今大会の日本代表は日系のメジャーリーガーが初めて選出されたことが大きな話題になっています。その選手はカーディナルスのラーズ・ヌートバー選手です!同選手のお母さんが日本人なので、大会の規定上日本代表として登録が可能だったとのことです。
ヌートバー選手は、1997年生まれの25歳で、2021年にメジャーデビューの外野手でカージナルス所属。長打力と外野の全ポジションを守ることが可能なことが持ち味の外野手です。
選手の凄さを物語る指標とは!?
因みに、ヌートバー選手の2022年の成績は108試合に出場し、打率.228、14本塁打、40打点の成績を残されています。本塁打14本という数字は鈴木誠也選手(残念ながら今大会は欠場ですが)と同水準。打率.228は3割以上が超一流の証と言われている中で、低いのでは?と思う方もいると思います。
ただ。ヌートバー選手の成績を打率、本塁打、打点という項目だけで観ずにあらゆる観点から分析すると、OPS .788、出塁率.340、WAR2.7と、とても優秀な成績になるのです!
OPS?WAR?って何?出塁率ってそんなに大事なの?打率が高い選手の方がいいんじゃない?
そう思った、そこのあなた!これから紹介する映画とドラマを観れば野球の見方が変わって、よりWBCを楽しめるようになるかもしれません!
映画:「マネーボール」 2011年公開 主演ブラッド・ピット
~あらすじ~マイケル・ルイス による『 マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男 』を原作とし、 オークランド・アスレチックス の ゼネラルマネージャー (GM)、 ビリー・ビーン が セイバーメトリクス を用い経営危機に瀕した球団を再建する姿を描く。(出典:Wikipediaより)貧乏な弱小チームがお金持ちのチームに勝つにはどうしたらいいのか?
戦略しかない!ということで、野球はとはどんなスポーツであるのかを突き詰めて、合理的なチームを作るために数字のデータ分析を始めて本格的に活用したチームの物語です。
今では当たり前のようにどのチームでも使われているセイバーメトリクスとは、野球データを統計的に分析し、選手の評価や戦略の立案などを行う手法のことです。
野球は「出塁」する、「進塁」して点を取って、敵に点を取られない。これができれば勝てるスポーツです。
なので、出塁したり、進塁するためには、何もヒットやホームランを打つ必要はなくて、フォアボールだろうがデッドボールだろうが、塁に出られるバッターが優秀だし、ヒットを打たれても点をなるべく抑える投手や守備が重要だということになります。
打率や本塁打数だけでは測れないこういったことを分析するのが、セイバーメトリクスです。
例えば、WBCに出場する選手だと、ソフトバンクホークスに所属している近藤健介選手は
”出塁率男”
と呼ばれています。近藤選手の通算打率は.307と高いですが、それ以上に出塁率は.413とトップクラスの選手です。いかに派手なプレーだけが全てではないということがわかります。
こういう分析をするのがセイバーメトリクスでこういう風に野球を観戦すると今までとは違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
そういう意味で「マネーボール」はWBCの開幕前に観ておきたい映画ですね!
「マネーボール」はNetfliX、U-NEXTで鑑賞できます。
おススメの韓流ドラマ「ストーブリーグ」
~あらすじ~
韓国のプロ野球チーム・ドリームズは、過去に準優勝したこともある地域密着型の球団であるが、近年は4年連続でリーグ最下位となるなど成績が低迷していた。そんな中、責任を取って辞任したGMの後任として就任したのは、複数のスポーツチームを優勝に導くものの全て廃部に追い込まれたという異色の経歴を持つ、野球未経験のペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)らが実力を疑問視する中、スンスは就任早々ドリームズの人気4番打者イム・ドンギュ(チョ・ハンソン)のトレードを発表し、猛反発を受けるが、監督やコーチも気づかなかった球団の弱点を指摘し、ドリームズを優勝チームにするための改革を進め、徐々に周囲の信頼を得ていく。しかし、赤字続きのチームの解散を目論んでいた親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、改革を進めるスンスが気に食わず、大幅な予算の削減など無理難題を押し付ける。(出典:Wikipediaより)野球をテーマにしたドラマでお勧めしたいのが、『ストーブリーグ』です。
ストーブリーグというシーズンオフの期間に焦点を当てた異色のドラマで、ご紹介した「マネーボール」の要素を盛り込んだドラマです。
お金のない弱小チームの再生もさることながら、主人公のGMペク・スンスの再生物語でもあり、観始めると止まらない名作ドラマです。
野球チームを作り上げられる舞台裏が描かているので、このドラマを観ると野球観戦だけでなく、ドラフト会議やトレード、選手の年俸交渉など、試合だけではないところも面白いと思えるようになるドラマだと思います。
こちらの作品もNetflixで鑑賞可能です!
野球には関係ないですが、他にもおススメの韓流ドラマを紹介していますので、ご興味がある方はこちらの記事も是非ご覧いただけると嬉しいです!
まとめ
今回ご紹介した「マネーボール」と「ストーブリーグ」を観れば、WBCや普段の野球観戦がより面白くなること間違いなしです!
試合に臨む選手やチームの舞台裏が覗けて、より応援したくなると思いますので、お時間あれば是非ご鑑賞ください!
(おたちゅー夫)
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